らんログ。

【助産師】ちゃんと知っておきたい!生理の仕組み【超基本解説】

f:id:ddd-ranmaru:20200422105631p:plain

こんにちは、らんまるです*

 

 

今回は「生理の仕組み」について

シェアしていきます~◎

 

生理については、いろんな情報があるので

何度も目にしたことがあるんじゃないかな

と思いますが…

 

なかなか頭に入ってこないですよね(´ρ`)

 

らんまるがまだ看護学生だった頃

ホルモン系の話や産婦人科系の知識は

かなり不人気でした!!(笑)

 

それはやっぱり

カタカナのホルモンが登場して覚えにくい!

なんとな~く知っているから

しっかり勉強する気になれない!

そもそも産婦人科系に興味ない!←

 

というのが背景にあったかなと( ̄▽ ̄)

(助産師になりたかったらんまるは楽しかったよー)

 

でもたしかに

生理について知らなくても

多くの人は、生活に支障はないし

ルナルナに出てくる丁寧な生理の解説も

きっとみんな見ていないか

流し読みしてるんだろうな~とか思いながら

ながめていたりする、らんまるです(゚∀゚)

 

そこで今日は

「どうして血が出るの?」

「生理中やその前後は

体の中でどんな変化が起こっているの?」

という基本中の基本をみんなに伝えるね(*^。^*)

 

中高生のお嬢さん方

中高の保健をすっ飛ばして生きてきたレディたち

大切なパートナーの体を

きちんと知っておきたいという漢の中の漢たち

向けにお送りします*

 

まずは、生理にかかわる臓器の名前

いわゆる「生殖器」の名前の確認から(^^)

 

 f:id:ddd-ranmaru:20200422105648p:plain

 

女性のお腹の中には上の写真のような感じで

「子宮」が入っています◎

 

「子宮」は

妊娠した時に、赤ちゃんが育つふかふかのベッド。

妊娠しない時は、この子宮の“古い膜”をはがして

毎月きれいにお掃除しています。

これが、生理ですね(*^。^*)

 

「子宮」の大きさは

妊娠を経験していなければ鶏卵サイズ!

(そんな小っちゃい場所から毎月あんなに血が出てくるなんて考えてみるとすごいよね(´ρ`))

 

その「子宮」から横に伸びているのが

「卵管」とよばれる管、

「卵管」の先についている2つのマルが

「卵巣」という赤ちゃんの卵のもと“卵子”を作る場所です*

 

さっきもお伝えしましたが

生理というのは、毎月の子宮のお掃除。

妊娠するために体が準備をしたんだけど

「妊娠しなかった結果」に訪れる

「次の妊娠の準備のためのお掃除」

なんですね!

 

もう少し詳しく見ていきましょう(*^。^*)

 

女性の体では

生理が終わると、次の妊娠に向けての

準備が始まります。

 

その準備というのが、この2つ!

 

1.「卵巣」で「卵子のもと」になる細胞を、約1,000個!同時に育てていく

2.この「卵子のもと」を育てている間に、「子宮」は赤ちゃんのためにふかふかのベッドを作っていく

→つまり、子宮の内側の 「子宮内膜」を分厚く分厚く育てていきます。血液をたっぷり含んだこの「子宮内膜」を分厚くすることで、卵子と精子が出会ってできた赤ちゃんの卵“受精卵”が子宮にくっつきやすく、そして妊娠したら育ちやすくしています(^^)

 

こうやって、妊娠のために

「子宮」と「卵巣」は

一生懸命働いているんですね(*^。^*)

 

そして

卵巣で育った約1,000個の

「卵子のもと」となる細胞たち。

 

実は、このすべてが

卵子になるというわけではありません。

 

この1,000個の細胞の中でも

選ばれし、たった1つの細胞!

「よし、今月のMVPは君だ!!!」

という1番優秀に育った細胞だけが

“卵子”となります(^^)

 

その、選ばれし

たった1つの卵子が決まったら

卵子は、卵巣の壁を突き破って

ポンっと卵管へ飛び出します。

これが、「排卵」です(^^)

 

こうして排卵した卵子ちゃんは

「今月は、優秀な精子と会えるかしら(ドキドキ」

と、胸をはずませ(?)卵管で待ちぼうけします。

 

しかし

今月は精子くんと出会いませんでした~となると

一生懸命準備していた子宮のふかふかベッド、

つまり「分厚くなった子宮内膜」はもう必要ありません。

 

じゃあ、次の妊娠のときに繰り越し~!

ってできればいいんだけど

「分厚くなった子宮内膜」は

赤ちゃんにとって栄養たっぷり☆なのと同時に

ばい菌にとっても栄養たっぷり☆なんですね(+△+)!

 

なので

お腹にずっと置いておくわけにもいかず。

 

体が「妊娠しなかったから

使わなかった「分厚く育てた子宮内膜」は

いったんはがして外に捨てよう!

膣から、血(子宮内膜)を出そう!」とする。

これが、「生理の仕組み」です(*^。^*)

 

ちなみに

生理の重さや軽さ、出血量などは

ほんっっっとうに人それぞれです!

周りと比較することには全く意味がありません×

 

生理ぐらいで…

みんな頑張ってるんだから…と考えず

あんまりにも生理痛がつらいとき

日常生活に支障が出るくらいつらいときは

無理をせずに婦人科受診してくださいね(^^)

 

とくに20~30代の方や

だんだん生理痛が重くなってきた…という場合は

病気が隠れている可能性もあります。

 

婦人科っていやだな~と思う方は

たくさんいるかと思いますが

大切な自分の体のメンテナンスと思って

気楽に受診して頂ければなと思います(^^)

 

それでは今日はこのへんで

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

自分の体の変化を気にしてあげながら

今日も素敵な1日をお過ごしください\(^o^)/