【助産師】きちんと知りたい!妊娠の仕組み【とことん解説】
こんにちは、らんまるです*
今回は
「妊娠の仕組み」についての
超基本!をシェアしていきます~◎
妊娠って、どうやって
どんなタイミングでするの?
という、基本的なことを
詳しくお話していきますね(^^)
子どもがほしい!という方にとっては
妊娠ってすごくすごくすっごく
嬉しいものですよね\(^o^)/
らんまる的には
妊娠は、嬉しいことであってほしいな
困ったことにはなってほしくないな、と思います
今すぐ子どもがほしい!って方も
いまは子どもができたら困る!って方も
まずは「妊娠の仕組み」を正しく知って
自分の生活にお役立てください\(^o^)/
前記事:生理の仕組みで
妊娠に必要な「排卵」について
シェアしているので
詳しく知りたい方はそちらもチェックを!
妊娠ってどうやっておこるの?
排卵のタイミング
前記事:生理の仕組みでは
卵巣で作られた"たった1つの卵子"が
排卵のタイミングで
ポンっと卵管に飛びうつり、
運命の相手、優秀な精子くんとの出会いを
待ちぼうけしている話をしました*
このとき、妊娠しなければ
生理がおこるんでしたね(*^。^*)
では、
この排卵はいつ起こるのか、というと
生理が始まる2週間前です*
生理周期は、通常25日~38日。
分かりやすく、生理周期が28日で考えると
1週目:生理の週
2週目:生理が終わった1番元気な週
―――排卵―――
3週目:生理に向けて徐々に下り坂の週
4週目:生理に向けて体が重くなる週
1・2週目は、人によって期間が違います。
3・4週目は“黄体期”といわれる妊娠・生理の準備期間。
黄体期は、誰でも2週間です。
この黄体期に入る直前、
=生理が始まる2週間前
に、「通常だと」排卵は起こります*
※「通常だと」です。誤解のないように、安全日はいつ?の項目も見てください~!!
卵子と精子のキセキの出会い
では、排卵した卵子は、
妊娠するときどうなってるの?というお話*
排卵した後、卵管で優秀な精子との出会いを
待っている卵子。
卵子が妊娠できる時間には
タイムリミットがあります!
その時間が、24時間!
卵子が妊娠能力を持つ時間は
たったの24時間なんです!(´゚д゚`)
排卵がおこった後の、丸1日分の時間。
この24時間の間で
卵管にいる卵子は
「今月は運命の精子くんと会えるの!?」
「どうなの!?」
と待っているわけですね*
そして
卵子が、めでたく精子と出会い受精すると
“受精卵”という赤ちゃんの卵ができるわけです*
じゃあ、その精子は
いったいどこからやってくるんだい?
というと、男性の精巣から。
男性のペニスが、女性の膣に入った状態で
つまり、性行為をしている状態で
男性の精巣(そう、熱に弱いたまたまの部分ですね)から
ペニスを通して精子が出される “射精”をすると
精子が、女性の体の中に入っていきます*
そして、精子が無事、卵管までたどり着き、
卵子と出会うと、“受精”が起こるわけです。
ちなみに
精子にも妊娠できる時間には
タイムリミットがあります!
その時間は、3日~5日!
精子が生き残り、妊娠できる時間は3日~5日と
卵子よりかなり長いです。
ちなみに長くて7日といわれます。
(精子の方が、かなりしぶとい( ̄▽ ̄))
そして
一度の射精で出る精子は
なんと、2億~3億個!!!
(すごくない!?1回で2~3億!精子くん、赤ちゃん作ろうと必死です!!!(笑))
けど、このうちの99%は
子宮に到達する前に死にます。チーン
2億~3億の精子のうち
卵子の目前までたどり着けるのは
たったの(?)数10個~数100個。
この精子たちのうち、1番優秀なものが
卵子と出会うと、めでたく受精するわけです(^^)
ちなみに「精子の数」はもちろん、「泳ぐ速さ」も、「強さ」も、人によって・日によって違います!!
安全日はいつ?
ちょっと脱線していわゆる“安全日”のお話。
ここまでの話だと
え、じゃあ妊娠できるのってたった1日?
それ以外って避妊しなくても安全日?
と思ったお嬢さん方。
それは違いますよーーー!
まず
排卵の日、排卵の瞬間を
確実に予想することはできません!
生理周期が分かっていれば
ある程度予測することはできますが
「確実に」は不可能です。
生理周期がいつも一定☆という女性も
生活習慣、ストレス、過度な運動などによって
排卵日はかんたんに変ります!
また
精子は最大1週間ぐらい生きている
可能性があることをお話ししました。
性行為があった1週間の間に
排卵しないと言える日はありません!
これが、“安全日などない!”という理由です。
だから、いま子どもは作らないぞ!
というお嬢さん方は
必ず、避妊をしてくださいね!!!
卵子と精子のキセキの出会い、その後
話を戻して、卵子と精子のお話。
さて
運よく卵子と精子が卵管で出会い
受精して受精卵となりました!
その瞬間が妊娠ですか、というと
そうではありません。
ここから、受精卵の旅が始まります*
赤ちゃんの卵“受精卵”は
卵管から、細胞分裂を繰り返しながら
ゆっくりゆっくり子宮へと移動していきます。
そして子宮にたどり着いた受精卵が
子宮にぺとっとくっつきます。
これが“着床”です(*^。^*)
受精卵が着床して、そこで成長を始める。
これがおきて
はじめて“妊娠成立”といいます*
こんな”奇跡の1日”があって
妊娠は成立するんですね~!ううん、神秘的!!
性行為によらない妊娠
現代の社会では
“受精”は必ずしも性行為によって
おこるわけではありませんよね*
多くなってきている不妊治療では
医療で、この“受精”をお手伝いします。
代表的なものが
「人工授精」と「体外受精」
「人工授精」では、
まず男性の“精子”を採取します。
その“精子”を、医療器具を使って
女性の子宮の中に送り届けます*
「体外受精」では、
男性からは“精子”を採取し
女性からは“卵子”を採取し
採取した“精子と卵子”を
医療機関で受精させ
できた“受精卵”を、医療器具を使って
女性の子宮の中に送り届けます*
こんなふうに
不妊治療が普及している現代では
受精の方法もいろいろあるんですね(*^。^*)
おわりに
妊娠の仕組みが分かると
避妊する方法はどういう目的なのか、
不妊治療の方法はどういう目的なのか、
が分かますよね!
しっかり妊娠の仕組みを知って
子どもがほしいときに妊娠できますよう…!
それでは今日はこのへんで
長くなりましたが、
(奥が深すぎるからまだまだ足りない!笑)
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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それでは今日も
素敵な1日をお過ごしください\(^o^)/